奈良の吉野に紅葉を見に行くついでに温泉に入った(2022年11月19日)
最近ブログまったく書いてねえなあと思ったので直近のツーリング備忘録でも・・・
日中は過ごしやすくなり朝晩は寒くなったこの頃、だいぶ秋な感じなので紅葉でも見るか~と思い立ち奈良県の吉野へ。なぜ吉野なのかというと吉野山の桜は非常に有名なので紅葉も綺麗だろうという勝手な決めつけである。
いつも通りオール下道でルートはこんな感じ。
朝6時頃出発して最初の目的地の談山神社へ向かう。途中あまりにも寒くてコーヒーで体を温めるなどしてのんびり向かったので到着したのはだいたい9時前くらい。駐車場がすぐ目の前にあったんだけど車はすでに満車だった。でもバイクは警備員さんが空きスペースに誘導してくれるよ。で、600円か700円ほど支払って神社へ。境内はめちゃくちゃ紅葉しててすごい綺麗だった。おすすめ!ちなみに談山神社は大化改新の中臣鎌足が祀られているらしい。
軽く山登りもしたので再びバイクに跨ったのは10時30分ごろ。次は吉野山へ向けて出発する。軽く下調べして標高が低い順に下千本~中千本~上千本~奥千本というエリアに分かれている事は分かったがバイクでどこまで行けるのか良く分からなかったのでとにかく行けるところまで行こうと思って出発。約20分程度で吉野神宮を超えて下千本の駐車場に到着。ここで車両規制(休日だけ?)を行っているようで先に進めなくなっていたので徒歩で移動することに。10分ほど歩くと金峯山寺が見えてきて楽しくなってきたので行けるとこまで行こうと更に歩くことにした。
金峯山寺から更に歩くこと約1時間程度で吉野水分神社に到着。鳥居の近辺でウェディングの前撮りをしている海外の集団がいてなんか癒された。で、帰りのことも考えてここでUターンすることに。途中かなり傾斜ある道があったしどこまで先があるか分からないしブーツで歩いているしで非常に疲れた。しかもどうやら別の道を使えば下千本よりも上までバイクや車で登ってこられるようで精神的にもちょっとやられてしまった。
そして山登りは暑い。朝出発だったこともあってかなり厚着をしていたので余計に暑くかなり汗もかいてしまった。しかし私は歩いている最中に温泉「吉野の湯」を見つけていたのだ。帰り道は必ず寄ろうと思っていた。どうやら奈良県初のインフィニティ露天風呂らしい。料金は貸タオル含めて1700円。入口や店内に料金の記載がなかったので少々面食らってしまった。風呂は内風呂と露天風呂が1つずつ。露天はインフィニティを謳うだけあって壁などもなく目の前が山!解放感があって大変癒される。施設は新しいので相当綺麗であるが、狭いので休憩スペースはテーブルが2卓ある程度で少々気を使った。
風呂でさっぱりしたところで帰路へ。帰宅はだいたい18時前。いい感じのツーリングになった。
奈良県天の川温泉へ行く(2021年11月14日)
秋もだいぶ深まりそろそろ冬の入り口も見え始める2021年の11月中旬。この時期のツーリングと言えば紅葉+温泉で間違いない。
奈良の吉野は桜が有名である事は言わずもがな。だったら紅葉も綺麗だろうし(勝手な決めつけ)温泉もあるし最高じゃん!行こう!という事で出発。
結論から言うと吉野の温泉には入れなかった。「日帰り温泉は終了」と看板が出ていて諦めるほかなかったのである。しかし私は知っていた。そう遠くない場所に洞川温泉と天の川(てんのかわ)温泉がある事を。洞川温泉は旅行広告などで時折目にするしせっかくなら時間があるときにゆっくり見たいと思い天の川温泉へと向かうことに。
結局ルートはこんな感じになった。
余談だが関西って難読地名が多い気がする。洞川もそうだし放出(はなてん)とか十三(じゅうそう)とか柴島(くにじま)とか初見じゃ絶対分からないよ・・
さて、道中の山道はもはや冬なのではと思わせるほど寒く体に吹き付ける風は容赦なく体温を奪っていったがいたる所で紅葉が美しく寒さと景色の綺麗さと山道の気持ちよさでどうにかなりそうだった。これだからバイクはやめられねえ!(数年やめてたけど)
道中の紅葉。めちゃくちゃに綺麗だった!
そんなこんなで山道をトコトコ登り、道の駅を過ぎ、いくつかトンネルを抜けると集落がポッと出てきてその更に少しだけ奥に行くと天の川温泉に到着する。
外観。
中は内風呂と露天風呂それぞれ1つで正直そんなに大きい訳でもないしお湯も無色透明で普通。ただ露天風呂から見える山の景色がより秘湯感を醸し出して良い雰囲気だった。あと施設自体が綺麗なのも良かった。残念だったのはあまり防寒していなかったので日が暮れてより寒くなる前に帰るためにあまり長居出来なかったことか。
しかし結局帰り道で営業しているガソリンスタンドを探し回るはめになり日が落ちる中バイクを走らせ凍えながら帰宅したのであった。
奈良県月ケ瀬温泉へ行く(2021年10月23日)
2021年10月23日。先日タイヤを交換したので皮むきがてらちょっと遠出したかった私は温泉情報誌とにっらめっこし奈良県月ヶ瀬温泉へ行くことに。
ルートはこんな感じ↓
ちなみに交換したタイヤはDUNLOPのTT100GP。SRには定番らしい。
さて、大阪から奈良県に入ると快走!といった感じで非常に気持ち良い。163号線の川沿いからの道は目的地に到着するまでずっと自然を感じられて最高だった。途中キャンプ場らしき場所もありライダーも多くヤエーをめちゃくちゃもらったよ!Yaeh!
嬉しい誤算だったのは道中の京都府相楽郡はお茶の名所らしく茶畑をいたる所で見ることができた事と立ち寄った道の駅みなみやましろ村で食べた抹茶のどら焼きがめちゃ美味かった事。お茶=宇治レベルの知識しかない私は道を間違えて宇治まで来たのか?と勘違いした。
道の駅の目の前の茶畑を見ながらどら焼きを食す。
ちなみにどら焼きの写真はない。なぜなら早く食べたすぎて写真を撮るという意識がなくなったため。本当に美味かった!
途中茶畑をバックに写真を撮るなどしつつ月ヶ瀬温泉へ。
道の駅から温泉までそんなに距離は無かったが本当にこの道であってるか?とやや不安にさせる道だったように記憶している。
で、肝心の温泉だが広めの内風呂1つと外に風呂が2つで内1つは階段を上った高い場所にあり展望風呂になっていた。ただ景色がよく見えるかというと...雰囲気は味わえるかな。お湯は無色透明の無臭。施設は綺麗でサウナ、水風呂も有り個人的には大満足。
施設の外観写真でも撮っていれば良かったのだがどら焼きと同じく写真を撮るという意識が全く無かった。到着時は早く温泉入りたい欲が強すぎるし帰りは長湯しすぎたため早く出発したい欲が強すぎた。
家に帰って冷静に振り返ると写真は撮っておくべきだなと反省した1日であった。
能勢温泉へ行く
2021年10月3日、まだ残暑も厳しい時期だったのでせっかくなら山で涼を感じながら走って温泉に行こうという事で能勢温泉へ向かうことにした。
ルートはこんな感じ。大阪市内発なので出発地は便宜上市役所とした。
阪急池田駅を通り過ぎていよいよ山道に差し掛かると気温がスッと下がるのを感じて大変心地よい。この肌で感じる暑さ寒さのダイレクト感はバイクの醍醐味の1つだと思う。
道中いい感じの田舎具合だったのでパシャリ
さらに立派なダムを見つけてテンション上がってちょっと立ち寄ろうかと思ったのだが二輪通行禁止の看板を見てすぐに萎えた。関西は二輪通行禁止多いよね。
一庫ダム。写真は別の日に訪れた時のもの。
ちなみにダムの上の方は土日二輪通行禁止のようだがこの写真を撮ったダムの下流にある公園側は規制がない。ダム見たすぎてめっちゃ調べた。
ダムを過ぎ道の駅能勢で名物の栗でも買うかと思ったが時すでに遅し、売り切れていた。午前中には売り切れていたようなので週末は早めに行かないとダメなのだろう。渋滞もすごかったし。やむなくソフトクリームだけ食べて温泉に向け出発。このソフトクリームは濃厚でうまかった。
で、肝心の能勢温泉だが内風呂と露天風呂の2つのみでそこまで広くは無かったように記憶している。だが大阪市内からもそこまで遠くないのに自然に囲まれてゆっくり湯に浸かれるのは大変良かった。日々のストレスから解放されますわ。二輪通行禁止と栗が買えなかったこともすっかり忘れてリフレッシュした。個人的に気になったのは客が入れ替わり立ち替わりで少々せわしなかった印象でやや混雑していると言う感じだった。
能勢はいい感じにワインディングが続くしちょっと走ったついでに温泉に行くのも良いかもしれない。
↓能勢温泉HP
明石海峡大橋を見に行く
9月19日 日付だけなら夏の日差しもいよいよ陰りが見え始めて徐々に秋めいてくるような時期に思えるまだまだ暑い。しかし確実に夏は終わりつつあったのでシーズンの最後に海を感じようと明石海峡大橋を見に行く事にした。
神戸方面は渋滞が酷い印象があったのだが行きはスイスイで海沿いを気持ち良く走ることが出来たのは意外だった。ただ9月の後半といえど本当に暑かった。
そして明石海峡大橋のふもとのバイク駐輪場で撮った写真がこちら。
ここは公園になっており海風が心地よく太陽の日差しを忘れさせる程に気持ち良かった。釣り人や散歩してる人達で賑わっていて雰囲気も非常に良い。ただ到着した時刻がちょうど正午の頃合いだったためか残念ながら魚を釣り上げている人を見かけることはなかった。
ちなみに明石海峡大橋とは、本州と淡路島を結ぶべらぼうにデカい橋である。調べてみると長さ約4kmの世界最大の吊り橋なんだとか。九州出身としては関門橋(約1km)のおよそ4倍と考えるとそのデカさが伺える。写真の向こう側に見えるそれが淡路島である。橋はかなり高さもあるし風も凄いらしいので高所が苦手な私はバイクで淡路島へ渡ることは無さそう。
数百円で橋の上に登ってガラス張りの床から海を見下ろす事が出来るようであるが同様の理由から止めておいた。私はビビりなのだ。
いろんな角度から。
おしゃれな洋館もある。
ここは本当に良い雰囲気で心身ともにリフレッシュできた。
そのおかげでインスタ映えのためにツーリングスポットを巡るのも悪くないが私にとってバイク・ツーリングとは癒しなのだと再認識することができた。そして更なる癒しを求めて温泉ツーリングを始めることになる。
やはりバイクはストレスや日々の疲れを忘れさせ非日常へと連れ出してくれる最高の趣味だぜ!そう思った帰り道で引くほど渋滞に巻き込まれてクラッチレバーを握る左手の痛みと格闘しながら帰宅したのだった。
初めてのツーリングの話
バイク納車した日は久々のバイクという事もあって近所を散策するだけにしたが、納車翌週末の9月5日に少しだけ遠くへツーリングに行くことにした。
目的地を決めようにもいかんせん関西のツーリングスポットを知らない。そこで参考にしようとInstagramを見てみるとあるわあるわ映えバイク。それらを見てると映え写真撮りたい!としか考えられなくなった。
そして映えを求めて行ってきたのは泉南マーブルビーチ。
ば、映えとは一体...?
それもそのはず、俺は何も考えず駐輪場に普通に頭から駐車しただけ。他のバイカーのみなさんはバックで停めたり横向にしたりしていた。アホな俺は当時何だこの人らと思っていたが家に帰ってインスタを見て気付いた。みんな構図を考えていたのだ。
駐輪場には頭から駐車するという固定概念が破壊されある種のカルチャーショックのような感覚に襲われたと同時に構図を考えるという学びを得た。(今後その学びが活かされるかはさておき)
ちなみに泉南マーブルビーチとは泉南市にあるおしゃれなビーチである(そのまま)。橋の向こう側は関西空港で遠目に飛行機の往来を見ることが出来る。
初めて行ったけど名前の通り大理石=マーブルを敷き詰めてあるらしく白い海岸が綺麗だった。すぐ近くにアウトレットモールあるし人が集まるのも納得の場所だった。
バイクはわんさか居るのかと思ってたけど牛丼屋みたいな回転率で出たり入ったりしててバイク停められないって事は無さそうだった。でもバイク駐輪場の入口側は人気っぽい印象。気の弱いソロライダーの俺は奥の方に逃げ込むしかなかった。
座り込んでまったりしてる人達も多数。
で、この日はもう一カ所映え写真を撮るつもりでいわゆる裏ナナガンと言われるおしゃれ撮影スポットへ向かったんだけどド派手な車と元気そうな兄さん姉さん方がいらっしゃってずっと写真撮ってたので即退散。
でそのすぐ近くで撮った写真がコレ↓
道路汚え
泣く泣く帰宅しました。
バイク購入時の話
2021年8月28日 俺はバイクを納車した。
いよいよ結婚が現実味を帯びてきた2017年6月にバイクを手放して以来4年ぶりのバイク生活である。手放した当時はもうバイクに乗ることはないと思っていた。転職で福岡から大阪へ移住したばかり。慣れない土地での生活と都会の渋滞、結婚を望む彼女(今の妻)からのバイクに対する不満。ありとあらゆる事がバイクから降りるという決断と、今後バイクには乗らないのだという事を思わせた。しかし...
コロナによる自粛生活。
ストレス発散が目的なのにむしろストレスが溜まるだけのゲーム。
職場と家をただひたすら往復しどんどんすり減っていく心。
とにかくストレスから解放されたかった。そして俺は知っていたのだ。
バイクはすべてから解放してくれると。
だから妻にどうしてもバイクが欲しいと何度も話をした。なんなら離婚騒動にも発展した。それでも結局バイク購入を許してくれた妻には感謝しきれない。(実際俺が稼いだ金なんだから良くねえ!?とは思っても決して口に出してはいけないのだという事を学んだ。)
ともあれ納車したバイクがこちら↓
SR400ちゃん!!
数年ぶりに乗るバイク。バイク屋から出るその瞬間まで運転出来るか不安だった。しかしクラッチを繋いでSRが動き出した瞬間そんなもの一気に消え去って楽しさと嬉しさが押し寄せてきた。こいつを買って本当に良かった。
ファイナルエディションが出てもうSRは生産中止になった事に加えコロナ禍で中古相場はクソほど上がっていたが、バリバリ峠を攻めるでもなくトコトコゆっくり景色を見ながらツーリングしたいという俺のニーズにベストマッチしたバイクだったので購入。本当は黒が欲しかったんだけど実物見ると赤に心奪われた。すんごい綺麗だったんだ。
こうして週末に天気と妻の機嫌が良い時はツーリングに出かけるようになった。
今後のどこにツーリング行ったとかそういった内容でブログを書いていきたいと思う。
バイクは良いぞ。